皆さん、陥入爪(かんにゅうそう)をご存知ですか?
陥入爪とは、巻き爪が皮膚に食い込んで炎症をおこしてしまう状態のことをいいます。
深爪してしまったり、バランス良く指に重心をかけられていなかったりすると発症してしまう巻き爪。
巻き爪は、陥入爪になりやすくなります。
あれ、とっても痛~いんですよね
私たちが診察に伺っているご高齢の患者さんにも多く見られる症状です。
でも、そんな陥入爪の痛みをやわらげ、巻き爪も根本的に治して行ってくれる治療法があります
陥入爪には、ガター法
巻き爪には、3TO(VHO)式巻き爪矯正法
この2つをあい太田クリニックでは行っているのです
ガター法
裂け目を入れた細くて短いチューブを爪と肉の間にかませ、アクリル樹脂を塗ったら、紫外線ライトを照射し固定します。
それにより皮膚への食い込みが軽減され、炎症が治まってきます。
上の写真は、実際にガター法を施術しているところです。(中村Dr.)
3TO(VHO)式巻き爪矯正法
ドイツで開発された巻き爪矯正法で、手術や麻酔を必要としない保存的治療法です。
ドイツではポピュラーな矯正法です。
この矯正法は、実技講習を終了したライセンス取得者だけに施術が許可されています。
当院では、野末院長がそのライセンスを持っています。
巻いている爪の両サイドにワイヤーをかけ、広げるイメージですね。
上の写真は、患者さん宅で野末院長が最後の仕上げ工程を行っている様子です。
時間をかけ、ワイヤーが巻いてしまっている部分を引き戻してくれます。
そして そして・・・
廣井Dr.がガター法を学ぶため、野末院長に弟子入り?!しました
皮膚が炎症を起こしてしまったため、ガター法の対象となったこの患者さん。
ですが幸いなことに、廣井Dr.が予め処方していた抗生剤が効き、炎症も痛みも治まったとのことで、この日は爪と皮膚の間の角質を除去するだけの処置となりました
患者さんにとっては良かった良かったです
廣井Dr.、野末師匠の技を学ぶのは、またの機会ですね
匠の技の継承、みんな期待してますよ~~
巻き爪、陥入爪でお悩みの方、外来受診もできますので、お気軽にご相談くださいね
あい太田クリニック
0276-52-8857