6月27・28日は、日本在宅医療連合学会に参加してきました
今回はコロナの影響で、Zoomを使ってのオンライン開催です
日本在宅医療連合学会WEBサイト リンク
私にとって初めてのオンラインでの学会参加、ただでさえ機械に疎く不安でしたが、特に不便なく参加することができました
関係者の皆さまは、この短期間でオンライン開催に切り替える準備は大変だったかと思います。
本当にありがとうございました
学会は外部の情報を仕入れる貴重な機会でもあります。
もちろん有識者のお話は勉強になるのですが、全国の様々な医療機関、医療従事者が取り組んでいることや、考えていることを聞くのが私は好きです
自分たちのクリニックや地域でも取り組めそうな気付きをもらえたり、頑張っている姿に大きな刺激を受けます
特に印象に残ったものをひとつご紹介
医療機関での勤務経験のないスタッフを採用し、活躍されている在宅医療クリニック
のお話。
経験のない人が医療機関に勤務することはそれほど珍しくないのですが、名称がカッコイイんです
役職は【総合プロデューサー】
仕事内容は“未来担当”
理事長さんから「在宅医療の未来のことは全部担当だからね」と“未来担当”を拝命しているとか。
“未来担当”の総合プロデューサーは、在宅医療という固定観念に縛られることなく、もっともっと枠を広げて、組織運営や地域活動などに取り組まれているようでした。
「素人目線」を持ち続けることが、“医療機関と地域をコーディネートするコツ”ということもおっしゃっていて、なるほどなぁ…と妙に腑に落ちました。
直接的には在宅医療に関係がなさそうなことでも、それらが回り回って在宅医療の普及につながることもあるのではないかなぁ…と考えていたら、われわれが活動している地域でも、たくさんの可能性が広がりそうでワクワクしてきました
医療業界にどっぷり浸かって凝り固まっている脳みそをストレッチしようと思った、楽しいオンライン学会でした
by舘野