2022.11.11

マラソン部、初の大会出場!

あい友会には、いくつかのクラブ活動があります。
テニス部、ゴルフ部、マラソン部のほか、文化系の音楽部もあり、それぞれが健康のための体力づくりや、気分転換などに一役買っています。
拠点は太田市なので、あい太田クリニック所属の医師・職員が参加メインになっていますが、クラブによってはあい駒形クリニックの職員も参加しています。
その中のマラソン部(このクラブ名は少しおこがましくランニング部もしくはジョギング部といった方が正解でしょうか)は私が発起人となって2021年2月に結成されました。
総勢9人のメンバーで、マラソン大会出場を目指し、仕事の合間を縫って練習をしておりました。

そして、クラブでクリニックのロゴを入れたTシャツも揃え気分も高まっていました。

しかし新型コロナの影響で参加を考えていたマラソン大会がことごとく中止になってしまいました。
そんなマラソン部が10月23日、太田市の秋のスポーツイベントである「上州太田スバルマラソン」に出場しました!
大会にエントリーしてからは、ようやく大会出場という目標を定められ、普段の“体力づくり” が “練習”に変わり、モチベーションも俄然アップしました。

そして迎えた大会当日。少し汗ばむくらいの見事な秋晴れとなりました。
今回の参加は10km 3名、5km 4名の参加で、そのほかマラソン部以外のスタッフも応援に駆けつけてくれて、走る前からテンションは高めでした。本大会は1km 7分という厳しめの制限時間でしたが、全員無事完走することができました。1名は10km 50分を切るという好タイムを出し大満足でした!

ところで、クリニックが訪問している患者さんで、地元のマラソン大会に80歳になるまで毎年参加してきたという方がいます。
仕事で地元を離れていても、大会のために必ず帰省して走ったとのことです。
もともとは陸上の短距離選手で、世界陸上東京大会でスターターを務めたこともあるほどの方です。
また、陸上の楽しさを知ってもらうべく、地元のマラソン大会参加以外にもいろいろ活動されていたようです。
現在は、ほぼ寝たきりの状態に近いですが、訪問すると最後のマラソン大会出場の写真の下で、いつも笑顔でわれわれを迎えてくれて、こちらが逆に癒やされてパワーを貰うことができます。

このように、訪問する患者さんのお宅には、思い出の写真が飾ってあることも多く、その方が歩いてきた人生を感じながら診療できます。
これが、病院での診療と違った、訪問診療の醍醐味のひとつです。

芳賀 紀裕
この記事の執筆者
あい太田クリニック 院長

芳賀 紀裕 (はが のりひろ)

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